節約と散財のハザマのワーママブログ

都内在住の30代。息子2歳。ワーキングマザーの息抜きブログです。

二度の就活を経て思ったこと。

東京ガスのCMがリアル過ぎて中止になったというニュースを見た。

どんなCMやねんと数日前から気になってて動画を見よう見ようと思っていて、やっとこのタイミングで記事に出合ったからとりあえず読んだわけだけど。

テレビCM:リアルな就活 批判受け東京ガス放映打ち切り - 毎日新聞

 仕事中に読んだけど涙ぐんでしまってやばかった。。笑

とてもじゃないけど動画は見れない。。

就活に超苦しんだ自分は、もうこの主人公の女の子の気持ちに痛いほど過去の自分を投影してしまった。。

自分だけでなく、就活に苦労したからこそこのCMが見られない、という人が多いのだろう。

だからと言って、東京ガスに抗議をするのは別の話かとも思うけど。。

企業のイメージCMとしては好感度上がる類のものではないんだろうけど。

 

21歳とかそれくらいの時期に、「お祈りメール」が続々来るという経験は本当に辛い。

人生を絶望視し、私は社会から必要とされていない人間なんだと考えてしまうことの辛さと言ったら。

それまで社会人に何かしらの評価などされたことがなかった私にとっては

その評価こそが今の自分の全てだと思ってしまっていた。

 

数打てば当たる、喋るの苦手だから話す場をこなしたいと考えた当時の私は

100じゃきかない数の企業からのお祈りメールを受け取った。

周囲は続々内定が決まっていく中で一人いじけたし、ふてくされもした。

人生で一番涙を流した時期だっただろうと思う。

どうしてもこの業界に入りたい、という思いを小学校の頃から抱いていた自分には

その業界に入れない、という現実はあまりに辛すぎた。

 

今思えば自分の努力の方向性が間違っていたのかなと。

数打つのではなく、的を絞ることと

喋れないのはそもそも前提となるインプットが足りなかったからだろう。

この業界に入りたいという思いが強すぎて、業界全体には向き合えていたけど、ひとつひとつの企業に向き合えていなかったのだろうな。

 

そんな私は大学4年の1月に内定をもらうという土壇場劇だった。

就職浪人を決めてゼミの先生に伝えようとした矢先の出来事だった。

ただし内定といえる大それたものではなく、アルバイト扱い。時給だった。

それでも「3年後には社員登用試験があるから」の言葉に惹かれ、

とても行きたい企業ではあったため、まずはそこへの就職を決めた。

 

憧れの業界で好きな企業で働いた経験はすごく勉強になった。

まあ色々な人がいたし、男業界だから女性は部全体の10分の1以下、セクハラまがいのことも多かったけど

とても影響力のある仕事で、尊敬できる先輩も多く、でも理不尽さも感じながらの3年間。

結局、入社時の約束などどこへやら、会社の風向きが変わり、まったく社員登用の話なんて来ず、

私よりも先に入った先輩たちが3年で社員登用されていない事実を目の当たりにし、

何かと将来に不安を感じた私はこの会社で生きて行くことを諦めた。

今としては、私がその先輩たちをも追い抜いて社員にしたいと思える人材だったなら、社員になれていたのかもしれないが。。そこまでじゃなかったということ。

 

その後1年間、海外生活をした。

小学校からその業界しか見つめて来なかった私が初めて別の仕事に興味を持った時期だった。

英語環境で色んなアルバイトをして、真面目に生活する中で、将来に対する色んな思いを持って1年後に帰国。

私が「次は正社員」と思って就職活動をした業界は、前の会社と同じ業界だった。

やっぱりこの業界で生きて行きたいのだ、と思った。

 

何度か最終面接にまでこぎつけることができたが、御年28歳。

28歳の女性なんて一番就職が難しい時期ではなかろうか。

今回はしっかり的を絞った就職活動をしたけれど、成果は出ず。

その業界への就職活動に限界を感じ、別業界にシフトして2社目。ある会社からの内定を得た。

 

その時の気持ちを忘れられない。大学3年生から待ちわびていた「内定」の2文字。

親も友達もゼミの先生も、皆が喜んでくれた。

今はこの会社に勤めて5年以上が経ったが、

この時や学生時代の苦しみを思い出すと、簡単に会社を辞めてはならないといつも思う。会社には不満だらけだけど。

 

最初のアルバイト先とこの正社員の内定時に共通していることは、

「面接官が現場で働く社員だけだった」こと。

書類の時点から、人事の目をほとんど通っていない。

人事部門の「採用ごっこ」に終止符を打つべきだ 〜誰も幸せにならない子供遊び〜 | 大石裕一

この記事を読んでえらく共感した。

私は人事部門にウケのいい人材ではないと正直思う。

学生時代はこの記事に書いてあるようにお辞儀の角度やドアのノックやら、アホかと思いつつ、でも受からない理由をどこかに見いださなければならず、この辺も完璧にしなければと思っていた。

でもちょっと変わった人間であるという自覚は常にあるので、「一回私をお試しでいいから雇ってみてよ。なかなかいい企画出しまっせ」とはずっと思っていて、面接で何度ものどまでその言葉が出かかった。笑

インターン経験が重視されるような時代ではなかったのだけど、

今、インターン隆盛の中でも、結局人事部門インターンの採用に関わってくるのだろうから、当時の私でもあんまり受からないんだろうな・・・。

 

東京ガスのCMからそんなことを考えてしまった昨日の私でした。